くじびきでPTA会長になりました!

これまで役員すらやったことない私が、くじびきでPTA会長になっちゃいました。ビビりで人見知りで小心者。前途不安なPTAライフを綴っていきます

PTAの参考書!『PTAをけっこうラクにたのしくする本』を読んだ感想

 

「PTAってなにするの…」
「もっとラクにPTAができれば…」

 

 PTAってよくわからない人、ラクにたのしくPTAをやりたい人たちにオススメの一冊『PTAをけっこうラクにたのしくする本』(大塚玲子/太郎次郎社エディタス)を読んでみました!

 

そもそもPTAとはなにか? 
憂鬱な役員選出はどうする?

 

そのほかに書記や会計といった個々の活動など、PTA活動の気になる疑問や問題について、PTA役員経験者や学校の先生にも意見を聞いて、こうしたやり方もあるよ~と提案してくれています。

 

なかでも、PTAを改革した経験者の話はためになります!

 

たとえば、北海道で初めて任意加入を開始した札苗小PTA会長だった上田さんのお話。PTAの加入方法を見直し、これまでのやり方を見直し、社会ルールに則った「あるべき姿のPTA」に改革された話は役員をやる者としてはとても参考になります。

 

上田さんが任意加入開始されたときに保護者に出した手紙も紹介されていて「あ~、こうやって説明すればいいのか」絶対マネしたいと思いました。マネします。PTAを変えたいと思っても、一人で変えられるものではありません。PTAを変えていくためには保護者の理解が必要で、そのためになにをどうしていくかがよーくわかります。

 

また、憲法学者の木村草太さんの『なにをするとアウト?法律からみたPTA』というコーナーがあるんですが、これも大変興味深かったです。強制加入はアウト!非会員の子はPTA行事に参加できない、そのことについても木村さんは「はっきりアウト!」と答えています。PTAは会員の子どものための活動ではなく、その学校に通う子どものため。学校全体ではなく会員限定のサービスなら学校が協力する理由はなく、学校内活動は不適切。非会員やその子どもたちに不利益があってはいけないんですね。

 

PTAの基本から始まって、PTAをラクに楽しくやるためのコツやヒントがいっぱいちりばめられていた一冊。PTAの参考書として、まずはコレから読んでみるといいと思います!

 『PTAをけっこうラクにたのしくする本』(大塚玲子/太郎次郎社エディタス)

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